みなさんこんにちは😊フッ素によるむし歯予防効果は一度は聞かれたことがあると思います👂そもそもフッ素とは、土の中や海水、お茶や食べ物、さらに私達の体にも含まれている天然のミネラル成分です。つまりたいへん身近な成分です。国内で現在販売されているほとんどの歯磨き剤には、むし歯予防を目的に、1000ppm(薬事法で定められた)以下のフッ素が配合されています✨
フッ素がどのようにしてむし歯を予防するのかということを理解するには、歯の構造を知っておく必要があります💡歯の結晶は、カルシウムイオンと水酸化イオン、リン酸イオンという3つのイオンが結合してできています🌿これらの結晶は、むし歯菌の出す酸に触れるとバラけてイオンに戻り、だ液の中に溶け出します。一方、だ液の中に溶け込んだ歯のイオンは、再び結合して結晶になり歯に戻ります。この出たり入ったりのバランスによって、歯の健康は保たれています✌フッ素はだ液の中のイオンが結晶になるのを促進し、スピードを上げてくれます👍すると歯がよく修復されるので、むし歯ができにくく、進行もしにくくなるというわけです。また、歯に沈着した結晶がふたたび脱灰し、だ液の中に溶けるときには、フッ素がイオン化し放出されるということです。つまり歯自体がフッ素の貯蔵庫でもあるのですね😊(2015年nico6月号参考)
つまり、毎日の歯磨き時にフッ素入り歯磨き剤を使用することで、お口の中に常にフッ素が貯蓄される環境を保ち、むし歯予防効果を高めているのですね👀そして、歯磨きの後はお口をゆすぎすぎないことも大切です👌せっかくお口の中に入ったフッ素を過剰に洗い流してしまうことになるからです。
豊中のなかすじ矯正・小児歯科クリニックでは、むし歯リスクにはさまざまな要因がかかわっていることを理解いただき、年齢や環境に応じた管理方法を提案させてもらっています😁甘いものもおいしくいただきながら、メリハリのある生活習慣と、きちんとした歯磨き習慣を身につけましょう。お気軽にご相談下さい。