顎の歪み、受け口(反対咬合)、前歯がかみ合わない(開咬)、過度の上顎前突など、歯だけを移動させて歯並びを整える事が困難な骨格的なズレが大きい成人患者様の場合、顎の手術を併用して骨格のバランスを整える外科的矯正治療という選択があります🌿

このような手術の併用が必要な矯正治療は機能的な問題を含む事が多く、顎変形症という病名の下に矯正治療も保険適応となります🌼

大学病院(矯正科と口腔外科の連携)や一定の施設基準を満たしている診療所と口腔外科医(総合病院口腔外科や大学病院)との連携で術前矯正治療→手術→術後矯正治療→保定観察といった流れで治療がすすんでいきます🌷術前矯正治療では手術後のかみ合わせがきれいになるように歯を並べるために、手術前には一時的に受け口(反対咬合)やかみ合わせのズレがひどくなります💦手術は全身麻酔下での入院処置となります。治療ゴールを綿密に計画した包括的な連携による治療が必要となりますので十分な説明とご理解の上に進めていくことが大切です😣
一方で顎の歪みや、前歯がかみ合わない(開咬)、機能的な問題等々は、幼少期・学童期の体癖(頬杖をつく、特定の悪い姿勢、睡眠体癖の存在etc.)やお口が開いている(口唇閉鎖不全、鼻閉塞、扁桃腺が過度に大きいetc.)、舌の動きの問題、口腔周囲筋の機能不全etc.の問題の積み重なりが関与しているとの指摘も多々あります💡豊中のなかすじ矯正・小児歯科クリニックでは、歯並びの問題の成り立ちに目を向ける事を大切にしています🔎子供のときから、悪くなる要因を減らし、予防していくことは大人なってからの負担を少しでも減らすことにつながるかもしれません😊子供あるいは自分にはどんな癖があるかな…客観的に見つめ直してみる事も大切ですね🌱