1歳前後からの1年間の間に虫歯ができて歯科を受診する子供たちの多くが「母乳を継続中」あるいは「最近卒乳できたばかり」という話を多く伺います🐵
そもそも生まれてから母乳だけを飲んでいる時や半年をすぎて離乳食と母乳の両方をとっていてもほとんど問題が起きる事はありません😊個人差はありますが下の乳歯の前歯がはえてきて、概ね1歳のお誕生日を迎えるころに上の4本の乳歯の前歯がはえそろってきます🌼歯がはえてくると卒乳に向けた準備をしていく事も多いですが、それ以降も夜間に複数回の授乳を行うと上の前歯の裏側に乳汁が停滞し虫歯の原因となることがあります😣
そもそも成分には何の変化もない母乳=授乳が継続されることで虫歯のリスクがあがってしまう大きな原因とは何でしょう?それはお茶やお水を除く砂糖を含むジュース類(スポーツドリンクや果実ジュースなど)やお菓子を食べはじめている事と深く関連しています😫糖分が入った飲食物を摂取することで、はえてきて間もない乳歯の上に歯垢=プラーク(虫歯菌の集団)が付着していきます⚡これらの歯垢の中の虫歯菌は母乳中の乳糖からも酸を産生し歯の表面を溶かしていくようになります。歯みがきを嫌がるからといってお掃除しないで、油断していると瞬く間に虫歯の進行が起こってしまいます😣
母乳育児はすばらしいものですが授乳継続中は市販のジュース類やお菓子を安易に与えないようにするのがポイントですね☘お菓子の味を覚えてしまいついつい与えてしまう場合は卒乳に向けた準備をするか、夜間の授乳回数を少なくしはえてきた歯のブラッシングをしっかり行うように心がけましょう🌱豊中のなかすじ矯正・小児歯科クリニックでは、歯がはえてくれば歯医者さんに慣れる意味でも受診し、お掃除やチェックをしてもらうことをおすすめしています😊子育ての大変さを分かち合うだけでも気持ちも楽になり、お口の健康管理への新たな扉が開けるかもしれません🐰