乳歯は永久歯を適切な時期に正しい位置に誘導する大切な役目を担っています😊小児矯正(乳歯と永久歯の混合歯列期に行う第一期矯正治療)においても乳歯の役割は非常に大切です🌱

仮に乳歯がひどい虫歯になると、虫歯によって神経が侵され感染した結果、根に膿がたまり、出ようとする永久歯の妨げになることがあります😫乳歯が重度の外傷を受けた場合も永久歯の形成障害が起こる可能性があります😣
「乳歯は生え替わるからこそ、永久歯へのバトンをつなぐためにしっかりとしたケアが必要です」🌼
一方で、乳歯は永久歯に比べてやわらかく虫歯菌が出す酸に溶けやすい特徴があります🍦歯の内部を守る歯の鎧=エナメル質は、人間の体の中で最もかたい部分ですが、乳歯は永久歯に比べてエナメル質の厚さが薄く半分程しかありません🌼また、エナメル質粒子が小さく酸と反応しやすい事から虫歯になりやすく、進みやすい事から、虫歯を発見した時にはすでに内部まで進んでいる事が多くあります😫虫歯の兆候がわかれば、虫歯の進行抑制のお薬を塗るなどして観察することもしばしばです🐰
豊中の医療法人 なかすじ矯正・小児歯科クリニックでは「治療よりも予防の大切さ」を常々お話しています😃乳歯は構造上フッ素を取り込みやすく、毎日の歯みがき習慣+糖分を含む甘い食べ物を高頻度で摂取する食生活習慣の見直しによって大切に守っていけることも知っておきましょう🌱

下図写真治療内容:虫歯治療(詰め物:レジン樹脂)

①費用(保険診療に準じる)

②治療回数:1回。

③リスク・副作用

麻酔後の唇の咬傷。処置に伴う疼痛・術後知覚過敏・食事時の違和感や咬合痛等が出現する可能性。

虫歯が神経近くまで進行している場合、神経に後戻りできない感染が生じ、神経の保存が難しくなるリスクが存在。

経過良好であっても、長期観察中に詰め物:レジン樹脂の破折や接着不良による虫歯の再発リスクが存在。